日本駐車場開発は3月25日、「丸の内ヘルスケアラウンジ」を東京都千代田区の新丸の内ビルディング9階に開設させる。

エントランス(イメージ)

同施設は、医療機関との連携に基づく疾病予防と健康維持・増進を目的とする、ビジネスパーソン向けのヘルスケア複合型施設。丸の内エリアとしては初の開設となる。自分の健康状態が「分かる」、健康促進のための行動を「始める」、健康維持のために「続ける」という3ステップで、利用者それぞれの健康状態や目標に合わせた各種サービス、情報を提供する。

施設内では、まず価値観診断やストレスチェック、および協力医療機関における血液検査や問診などを実施し、利用者自身の健康状態を確認・把握する。その上で各人の健康状態に合わせた運動や食事などの「健康増進プログラム」を提案。プログラム継続のための進捗(しんちょく)管理のサポートも行う。

施設内には管理栄養士も常駐。栄養士とともに、協力医療機関の医師などからも、各種検査から将来起こり得るとされる疾病の予防や、健康不安に関してのカウンセリングを受けることができる。

施設内カウンセリングスペース(イメージ)

なお、同施設はさまざまな健康増進プログラムの提供を行うために、各種健康関連分野の専門企業との提携を推進している。既にオムロンヘルスケアやタニタなど、多くの企業が参画を決定。今後も提携企業を拡大させながら、先進的で幅広いヘルスケアサービスを提供していくという。