加賀ハイテックは3月16日、スイスのKRONOZ LLCが手がける製品ブランド「MYKRONOZ(マイクロノス)」から、スマートウォッチ「ZeClock(ゼクロック)」と活動量計「ZeCircle(ゼサークル)」を発表した。発売はZeClockが3月20日、ZeCircleが3月27日。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はZeClockが19,980円前後、ZeCircleが10,260円前後だ(いずれも税込)。

ZeClock

ZeCircle

スマートウォッチ「ZeClock」

ZeClockは、Bluetooth 4.0でスマートフォンなどと接続するスマートウオッチ。マイクとスピーカーを内蔵しているため、ペアリングしたスマートフォンへの着信を受けられ、ユーザーはZeClockで通話できる。文字盤に設置された有機ELディスプレイには着信のほか、SMSやメール、SNSの通知を表示。iOSの「Siri」とAndroidの「Google Now」に対応し、ボイスコマンドによる音声操作も可能だ。そのほか、カメラのリモートシャッター機能を持つ。

ZeClock(左から、ブラック、ブルー、グリーン、レッド、ホワイト)

バンドを除く本体サイズはW45×D15.2×H45mmで、重量は65g。6軸加速度センサーを内蔵し、歩数の計測など活動量計の機能も備える。内蔵バッテリの容量は200mAhで、連続待受時間は最大4日間だ。IP54相当の防塵防滴仕様。対応OSはiOS 7.0以上とAndroid 4.3以上。ムーブメントはクォーツ。カラーはブラック、ブルー、グリーン、レッド、ホワイトの5色を用意する。

活動量計「ZeCircle」

ZeCircleは、Bluetooth 4.0でスマートフォンなどと接続する活動量計。3軸加速度センサーを搭載しており、歩数や移動距離、消費カロリー、睡眠の質を計測できる。iOS・Android用の専用アプリからデータを管理可能だ。活動量の計測だけでなく、接続したスマートフォンへの着信やSMS、メール、SNS、スケジュールなどを通知する機能も持つ。ただし、ZeClockと異なり、通話機能は持っていない。

ZeCircle(上段左からブラック、ブルー、ブラウン、グレー。下段左からピンク、パープル、レッド、ホワイト)

バンドを含むサイズはW31×D10×H254mm、重量は20g。内蔵バッテリの容量は55mAhで、連続待受時間は最大約5日間だ。IP67相当の防塵防滴性能を持つ。対応OSはiOS 7.0以上とAndroid 4.3以上、Windows Phone 8.1。カラーはブラック、ブルー、ブラウン、グレー、ピンク、パープル、レッド、ホワイトの8色を用意する。