アサヒビールは4月7日、缶入りハイボール3アイテムを発売する。

「竹鶴プレミアムハイボール」(オープン価格・小写真は裏面)

嗜好に合わせ3つのラインを用意

同商品は、現在好調なウイスキーハイボール市場に向け発売される商品。顧客の多様な嗜好を考慮し、「プレミアム」「レギュラー」「カジュアル」の3ラインを設定。異なる価格帯と味わいの商品を提供する。3アイテムともに、裏面には大正時代に単身スコットランドでウイスキーづくりを学び、日本でウイスキーの製造・普及に人生をかけた竹鶴政孝と、スコットランドで竹鶴政孝と出会い、生涯にわたり夫を支え続けた妻・リタの写真をデザインした。

「竹鶴プレミアムハイボール」は、2014年12月から本年3月末までの期間限定で発売している「竹鶴ハイボール」のネーミングとパッケージを変更し、新たに通年で発売するもの。華やかな香りで、まろやかな味わいと飲みやすさをあわせ持つ「竹鶴ピュアモルト」をベースに、炭酸で割って仕上げた。

華やかで甘い香りが軽快に香り立ち、後口に樽熟成したモルトウイスキーのコクと余韻が味わえるという。ウイスキー本来の味わいをハイボールで楽しみたいとの嗜好を持つ、30~50代の男性を中心に訴求していく。価格はオープン(350ml・店頭予想価格210円前後・税別)。

「ブラックニッカ クリアハイボール」(左・オープン価格・小写真は裏面)、「ニッカハイボール」(右・オープン価格・小写真は裏面)

「ブラックニッカ クリアハイボール」は、クセのないクリアな飲み心地の「ブラックニッカ クリア」をベースに炭酸で割ることで、やわらかな香りとまろやかな味わいのハイボールに仕上げた。現在発売中の「ブラックニッカ クリアハイボール缶250ml」と中味は同じで、250ml缶についてもパッケージデザインを刷新し発売する。

アルコール度数9%で、しっかりとしたウイスキーの味わいと爽快な飲み心地、炭酸のほどよい刺激を目指した。ウイスキーらしい味わいを求めつつも、飲み飽きないスッキリとした味わいのハイボールを好む、30~50代の男性を中心に訴求する。価格はオープン(店頭予想価格175円前後・税別)。

「ニッカハイボール」は、爽やかな香りと軽やかな味わいのウイスキーに、ソーダとレモン果汁を加え強めの炭酸で仕上げた、爽快なのどごしとスッキリとした後味を狙ったハイボール。20~40代男女のハイボールユーザーや、ウイスキー初心者層を中心に訴求する。価格はオープン(店頭予想価格169円前後・税別)。