夫の金遣いが荒く困っている。相談なしに大きい買い物をするし、ギャンブルも大好き。趣味に使うお金も多くて家計は苦しくなる一方。ああ、結婚前に知っていたらこんな苦労はなかったのに……。今回はマイナビニュース会員の既婚女性170名に、「結婚前に相手に確認しておくべき」と思うことがあるか聞いてみた。
Q.未婚者に伝えたい「結婚前に相手に確認しておくべき」と思うことはありますか?
はい 51.8%
いいえ 48.2%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなことですか? 確認しておくことが必要だと思うのはどうしてですか?
■お金の使い方
・「お金の使い方が汚くないか、死活問題になりえるから」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「お金の使い方、お金関係が一番けんかの種になりやすいから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「金銭感覚が決定的に違うと生活できないので」(37歳/その他/その他)
■借金があるかどうか
・「借金の有無……結婚生活に影響を及ぼすから」(35歳/ソフトウェア/技術職)
・「借金の有無、生きていく上で大切」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「借金がないか、夢を持っていないか」(29歳/情報・IT/技術職)
■お金の管理について
・「お金の管理」(38歳/電機/技術職)
・「お金の管理はどちらがするかとか」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「お金は誰が管理するのか、私は日々買い物する主婦がお金を管理して旦那をお小遣い制にするものだと思っていたら、お金の管理は旦那がしたいと言い、任せておいたら生活費はちゃんとくれるが貯金ができてなく無駄遣いされていたので」(22歳/その他/その他)
■価値観が合うか
・「価値観の違いが大きすぎないか」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「価値観、何を重要視するか」(31歳/学校・教育関連/営業職)
・「同棲してみて相手の価値観を知るべき」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
■家事について
・「家事は女の仕事だと思っていないか」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「共働きならば家事は平等にやること」(32歳/その他/事務系専門職)
・「家事を分担する気があるかどうか、家事をどれくらい手伝ってくれるかは重要だと思うから」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
■相手の家族のこと
・「どんな親に育てられたかどうか、親は大事だと思うから」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「夫の家族や親戚とうまくやっていけるかどうか、いろいろとややこしい事情があることが多いので、ある程度覚悟は決めておいた方がいいです」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「相手の家族のこと、義実家との付き合いは結構多いので、義両親や義兄弟とうまくやっていけるか見た方が良い、誰かが無職だったりお金に困っていたりすると援助する必要性も出てくるし……本当に結婚は家と家との問題だと思う」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
■その他
・「子育てを手伝ってくれるかどうか」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「トイレ使用の長さ」(36歳/商社・卸/事務系専門職)
・「宗教、政治的思想があるか、子供が生まれた際に教育方針や儀式のおこない方でもめるから」(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「食べ物の好き嫌い、好みのメニューなど、毎日一緒に食事をするのに食が合わないとものすごく大変だから」(42歳/その他/その他)
■総評
既婚女性に聞いた「結婚前に相手に確認しておくべき」と思うこと。最も多かったのは「お金」に関することだった。結婚生活において金銭感覚の合う合わないは非常に重要な問題。ここをうやむやにしておくと、後々大きな衝突が起こってしまうかもしれない。
特にしっかり確認しておきたいのが、借金の有無。結婚して数カ月後に夫の80万円の借金が発覚し苦労した…という経験談も寄せられていたが、結婚後「こんなはずじゃなかった…」ということは往々にしてあるようだ。この他にも、「きちんと保険や年金加入しているか」「貯金はあるか」「ギャンブルはするか」といったチェックポイントが挙げられていた。
次に多かったのは「相手の家族」について。相手の親や兄弟の性格、実家の雰囲気など結婚前に確認しておくべきとのこと。「すごく嫌な姑だったら結婚はやめたほうがいい」という意見も寄せられていた。また、相手がマザコンではないか、将来的に義父母と同居する可能性があるのかどうか、という点も確認しておきたい。
「実際に結婚してみないと分からないこともある」という意見も寄せられた今回のアンケート。交際中にすべてを知ることは困難なため、やはり結婚にはある程度の覚悟が必要なのかもしれない。
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2015年2月13日~2015年2月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性170名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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