花粉シーズンは、洗濯物をできるだけ屋内で干すようにしよう

花粉によるアレルギー症状を少しでも和らげるためには、花粉からいかに回避できるかがポイントとなる。それは屋内にいる場合でも同様だが、「部屋の中にいれば花粉による被害も少ないだろう」などという考えは誤りだ。

思わぬところから、花粉は部屋の中に入りこんでくる。外出時だけではなく、部屋の中でもしっかりと花粉から身を守るための方法を紹介しよう。

■掃除は部屋の隅まできっちりと

外から帰ってきた際には、衣服や髪などに花粉が付着している。部屋に入る前にできる限り振り落としておきたいが、それでもいくらか屋内に入り込んでしまうことは当然考えられる。その花粉を取り除くべく掃除をする際は、掃除機をかけるだけではなく、ぬれた雑巾やモップなどで床をふくとよい。また、普段生活しているスペースだけではなく、部屋の四隅を念入りに掃除するとさらに効果的だ。

■洗濯物・布団はできるだけ屋内で干す

花粉シーズン中は、花粉が飛散している屋外ではなく、屋内に洗濯物を干すようにしよう。シーズンの最盛期には、地域にもよるが1平方センチメートルあたりに数千個もの花粉が飛散している。屋外に干すことは、大量の花粉をわざわざ室内に入れることにつながりかねないため、できるだけ避けるようにしよう。

■やむなく屋外で干す場合は掃除機などを活用

スペースの関係などでどうしても屋外で干さざるをえない場合は、洗濯物にカバーやビニールなどをかけて干すようにしよう。取り込む際には、掃除機をかけることである程度の花粉は除去できる。また、花粉よけスプレーなども有効だ。

花粉だらけの屋外から帰ってきてホッと一息つけるはずの自分の部屋が、花粉に"汚染"されてしまっていては元も子もない。花粉シーズンに掃除・洗濯をするときは、くれぐれも注意をしてほしい。

写真と本文は関係ありません