本人が意図する・しないに関係なく、恋愛をこじらせてしまったり、ややこしくしてしまったりする傾向を持つ女性がいます。また、以前の恋愛を引きずっているばかりに、新しい恋愛へと踏み出せない女性たちもいます。長い期間にわたって、恋愛に縁の無い「ご無沙汰女子」が、ご無沙汰状態から抜け出せる方法、そのためにやるべきことを挙げていきたいと思います。

1.恋愛受容体を活性化させる

長いこと恋愛から遠ざかっていると、恋愛感情を起動させるためのスイッチが起動しにくくなります。恋愛に対する感受性が弱くなっているため、出会いや巡り合いに気付かないことも多くなります。まずは、感受性を高め、恋愛の受容体を活性化することが必要です。恋愛映画を観る、女子会に参加して恋愛話をする、進んで合コンや婚活パーティに出席するなどを行うこと。こうすることで恋愛の受容体が徐々に活性化していきます。

2.交際したい男性を想像する

恋愛受容体を活性化させた後、次にすることはこれです。自分が交際したいを思う男性の容姿や性格を詳細に想像すること。本当の好みが分かれば、そういう男性がどこに生息しているのか、どこに行けば出会えるのかが分かってきます。生息場所が分かれば、そこに行って好みの男性を見つければいいこと。スポーツ好きな男性が好みであれば、スポーツサークルに参加してみるなど。ターゲットを絞ることも重要な作業のひとつです。

3.恋愛をしたい理由を考える

「なぜ恋愛したいのか」を考えましょう。「周囲の友人たちには交際相手がいるから私も」とか「そろそろ結婚を考えたいから」など、具体的な理由を考えてみてください。「なんとなく」や「つまらないから」という漠然とした理由ではなく、なるべく具体的な理由付けを行うことが必要です。目的と目標を具体化することで、「今やるべきこと」が明確になります。こうなると、先述の恋愛受容体が活性化することにもなります。

恋愛をこじらせること、以前の恋愛を引きずることは、「百害あって一利なし」です。恋愛の感度を上げることをしなければ、千載一遇のチャンスさえ容易に見逃してしまいます。恋愛受容体を活性化し、恋愛アンテナの感度を上げることで、恋愛は自然と近くに寄ってきます。恋愛に関するあらゆる感受性を上げて行けば、「ご無沙汰女子」から抜け出して、新しい恋愛を見つけられるのも、そう遠くない先にあります。

執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)

福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛問題や夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。寄せられる相談件数は年間1万件以上にも上る。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。これらの経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と、出逢いのための社会人サークル「東京アクティビティ」を手掛ける。最近では、後進育成のための「恋愛アナリスト・婚活アナリスト実践養成講座」も主宰している。

坂田陽子の結婚相談所「ブライダルジャパン」