日立マクセルは、HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)として「Hemlia(ヘムリア)」を4月1日から本格展開すると発表した。それにともない、ECONET Lite規格対応機器を制御するためのHemlia専用端末「ESゲートウェイ(G1N-00U)」も発売する。個人向けの販売は2015年夏をめどにスタートする予定だ。価格はカスタマイズ内容により異なる。

「Hemlia」システム構成図

Hemliaは、個人ユーザー向けに「Hemliaクラウドサービス」を提供する。Hemliaクラウドサービスは、宅内もしくは宅外からクラウドサーバー経由で対応機器の制御を可能とするものだ。ユーザーは宅内外からスマートフォンやパソコンで対応の家電製品を操作できる。

スマートフォンから個々の家電製品を操作可能

そのほか、各部屋のエアコンや照明をタイマー制御する「一括タイマー」機能や、電気やガス、水道の使用量の目標を設定するとアドバイスをくれる「節約アドバイスメール」機能、水道の使用状況と室温変化を測定してメールで知らせる「見守りメール自動配信」機能、機器別の消費電力を閲覧できる「電力ランキング」機能を備える。