NVIDIAは12日、クラウドによるゲームストリーミングサービス「GRIDゲームストリーミングサービス」を日本国内向けに提供すると発表した。本日より8型Androidタブレット「SHIELDタブレット」を使って、40本におよぶゲームタイトルをストリーミングでプレイできる。

「GRIDゲームストリーミングサービス」は、NVIDIA GRIDを使ったゲームストリーミングサービス。サーバ側でゲームを実行し、ユーザーが使うデバイスではゲーム画面のストリーミングと操作の入出力を行うことで、タブレットでも負荷の高いゲームがプレイできる。

ゲームアプリにアクセスできるランチャーである「SHIELD Hub」の最新版がGoogle Playで配信されている

これまで北米や欧州を中心にサービスを提供してきたが、東京にもデータセンターを新設し、遅延が少ない快適なゲームプレイ環境を構築するという。現在は「Ultra Street Fighter IV」や「Street Fighter X Tekken」「Borderlands 2」といったタイトルを含む、40本のゲームがプレイ可能だ。さらに、NVIDIAではプレイできるゲームの数は毎週追加する予定としている。

大型タイトルを含む40のゲームタイトルが

「SHIELDタブレット」ユーザーであれば、2015年6月30日までは無料で「GRIDゲームストリーミングサービス」を利用できる。

「GRIDゲームストリーミングサービス」自体の料金体系については、2015年3月の「Game Developers Conference 2015」(GDC2015)で、サブスクリプション方式と個別タイトルの購入に対応することが明かされたが、金額などの詳細は発表されていない。7月以降の料金についても不明となっている。

国内サービス開始を記念したキャンペーンも実施

また、NVIDIAは日本における「GRIDゲームストリーミングサービス」のサービス開始を記念して、NTT-Xストアで「SHIELDタブレット」とNETGEAR製無線LANルーターのセットを10.000円引きの割引価格で販売する。

「SHIELD タブレット WiFiモデル & Nighthawk X4 R7500」のセットが48,960円、「SHIELD タブレット WiFiモデル & Nighthawk R7000」のセットを44,960円で提供する。期間は2015年3月31日まで。