6月2日から26日(8・15日は休演)まで東京・新橋演舞場で公演される舞台『熱海五郎一座 新橋演舞場進出第二弾 爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』の制作発表が10日、都内で行われ、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、大地真央が出席した。
抱腹絶倒の東京喜劇をテーマに、前身の「伊東四朗一座」を立ち上げて以来、これまで約20万人の観客を集めた「熱海五郎一座」。昨年は念願の新橋演舞場に進出を果たして話題を集めた。そんな同舞台はこれまで小林幸子や真矢みき、浅野ゆう子などの大女優が出演したが、今年は大地真央が出演。突然来日したハリウッドスターのボディーガードを買って出る小砂恵澄役に扮し、座長の三宅裕司や渡辺正行らお馴染みのキャスト陣とともに爆笑コントを繰り広げる。
座長の三宅は「去年の新橋演舞場で11年目を迎えました。出演者は個性が強く、自由にやらせるとグチャグチャになるのでそれを抑えて一本にするのに10年かかりました。彼らの個性をいかしながらも最高の東京の喜劇をやっていきたいです」とアピールし、ヒロインとして迎える大地について「東京喜劇に必要な要素を持っています。立ち振舞からダンスに歌にと格好良いものを持っているし、この前コントを一緒にやったら要求しないのにギャグを入れてきました。その入れ方が僕のセンスに合っていますね。来年も出てもらいます」と絶賛。一方、この日初めて共演者に会ったという大地は、会見中に携帯を鳴らしたラサール石井らに面食らいながらも「一筋縄ではいかない皆さんを調教された三宅さんに私も調教していただきたいと思います。ちょっと皆さんにおののきながらも楽しさが沸々と湧いてきましたので早くお稽古場に行きたいという気持ちです」と楽しみな様子だった。
また、お笑いコンビTake2の東貴博と深沢邦之は、昨年の演舞場公演以来久しぶりの再会だといい、大地の「仲が悪いんですか?」という疑問に東が「仲が悪いんじゃなくてすごく悪いんです(笑)」と仲の悪さを強調。その東は、妻の安めぐみが現在臨月で、予定日が来週であることを明かしつつ「女の子なので父の八郎にだけは似てほしくないですね。エコーで見ると親指を立てたり手を動かしているんです。それを見ると心配ですよ…」と不安がっていた。