日本通信とVAIOは12日、既報の通りVAIOスマートフォンを発表した。「VAIO Phone」の名称で展開し、発売は近日中。

VAIO Phone

日本通信は、通信とハードウェアを一体化させ、新たな価値を生み出す取り組みを推進しており、VAIOはその構想に可能性を感じたとして、協業に至った。VAIO PhoneはVAIOとの協業成果の第1弾。2015年5月のSIMロック解除義務化およびMVNOによる通信料金の低価格化も見据え、手ごろな月額料金での提供とする。

VAIO PhoneはデザインをVAIOが監修し、製造や販売を日本通信が担当。日本通信の三田聖二代表取締役社長は、VAIO Phone発表にて、VAIO Phoneをプレミアムモデルと位置づけている。

OSにはAndroid 5.0(Lollipop)を搭載。主な仕様は、5型のHD液晶、1.2GHzのクアッドコアCPU、16GBストレージ、2GBのメモリ、メイン13Mピクセル/サブ5Mピクセルのカメラ、2,500mAhのバッテリなど。本体サイズは141.5×71×7.9mm、重量は約130g。

料金体系は、24回払いと一括購入の2種類を用意する。24回払いでは、音声通話+上限なしの高速通信定額プランで月額3,980円、音声通話+通信容量1GBのライトプランで月額2,980円の2プランを用意。一括購入は51,000円となる(いずれも同社オンラインショップ「bマーケット」価格、税別)。