沼津港深海水族館はこのほど、公式Twitterにて、ラブカの刺身の画像を公開した。
生きた化石、ラブカを食べてみた!
ラブカは、シーラカンスと同じく生きた化石と呼ばれる深海のサメ。えらの膜がヒダ状でフリルのように見えることからフリルシャークと呼ばれている。
今回のラブカは、同館館長の石垣氏の知人が持ってきてくれたもので、3月初旬に千葉で捕獲されたものの冷凍個体となる。東京湾の刺し網漁で、おそらく200~250mの深海からあがったものだろうとのこと。
同館にはすでに標本があり、解剖も何度かやったことがあるとのことで、今回は「食べてみるか…… 」となった。3枚におろしたその身は、脂の乗ったきれいな白身。試食してみたところ、マダイやタチウオに近い淡白で上品な味わいで、とてもおいしかったという。
同館の所在地は、静岡県沼津市千本港町83。