3月6日、東京都内のカシオ本社にて、同社の2015春夏・時計新製品発表会が行われた。テーマは「Global Time Sync さぁ、地球精度へ」。2014年秋冬モデルの展示会と同様のテーマながら、その意味するところは少々異なる。
| ■ カシオ 2015年春夏・時計新製品発表会 | |
| 「OCEANUS」「EDIFICE」編 - 「Global Time Sync」の主役、メタルウオッチ | |
| 「BABY-G」「SHEEN」「PHYS」編 - レディースウオッチにもGlobalモチーフ! | |
昨年はGPS搭載モデルおよびBluetooth対応モデルを本格投入、縦方向へのラインナップ拡充を行ったが、今回はそこで評価されたデザイン、技術、素材などといった要素を軸に、カラーバリエーションや派生モデルによって横方向へ幅を広げた。カラー、機能、価格などを基準に、G-SHOCK、PRO TREKとも、今後よりいっそう横方向の選択肢が増えることが予想される。(掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。掲載価格はすべて税別)
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テーマ「Global Time Sync さぁ、地球精度へ」を掲げた、会場のインスタレーション。暗闇に浮かぶ青く巨大な地球が宇宙空間を思わせる。この地球のどこにいても、正確な時刻を入手できるのだ |
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スマッシュヒット「GULFMASTER」に新色
少々気は早いが、夏といえば海、海といえばG-SHOCKの「GULFMASTER」(ガルフマスター)。昨年の登場からスマッシュヒットを続けるとなったGULFMASTERに、2つの新色モデルが登場。「GWN-1000E」はライトグレーのケースとバンドにブルーのベゼル、「GWN-1000F」はネイビーブルーのケースとバンドにゴールドの鍛造ベゼル。4月発売、価格はGWN-1000Eが5万7,000円、GWN-1000Eが5万9,000円。
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GULFMASTERの新色「GWN-1000E」(左)と「GWN-1000F」(右)。GWN-1000Fのケースとバンドはネイビーブルー |
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どちらも艦船上で過酷なミッションを行う水兵の制服をイメージしており、所々にあしらわれた鮮やかなゴールドは階級章をモチーフとしている。タフソーラー、世界6局の電波を受信するマルチバンド6といったG-SHOCKの信頼性に加え、トリプルセンサーVer.3の高性能とスマートアクセスの快適さを搭載したGULFMASTERに、ミリタリーテイストという新たな魅力が加わった。
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GULFMASTERのスタンダードカラーモデル |
待望の「SKY COCKPIT」新作が求めやすい価格で
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SKY COCKPITの新作「GA-1100」 |
かつて英国空軍との共同開発で大ヒットした「GW-A1000」をはじめ、不動の人気を誇るアヴィエーションモデル「SKY COCKPIT」(スカイコクピット)に新作「GA-1100」が登場。方位計を搭載して話題となったハイエンドモデル「GW-A1100」のデザインイメージを踏襲しつつ、トリプルGレジストと電波ソーラー機能をカットしてコストダウンを図っている。
しかし、機能的には方位計と温度計のツインセンサーを搭載するなど進化した側面も持ち、9時位置の大型ボタンにより60秒間の連続方位計測が可能だ。パイロットにとって重要なワールドタイム表示にも配慮し、メインダイヤルと9時位置のインダイヤルでホームタイムとローカルタイム(現地時間)を同時に表示できる。モジュールはアナログとデジタルのコンビネーション。デジタル窓に針が重なったときの見やすさを確保する針待避機能も搭載する。夜間や暗所でも見やすい高輝度LEDライトも搭載だ。
カラーバリエーションは、ブラックケースとブラックバンドにグリーンの差し色、ブラックケースとブラックバンドにホワイトの差し色、ブルーケースにレッドバンドの3モデル。各モデルとも4月発売で、価格は2万7,000円。
