アップルは9日(米国時間)、同社初のスマートウォッチ「Apple Watch」の詳細を発表した。日本を含む9カ国で4月24日より発売される。また、10日には日本でタッチアンドトライを開催。本稿では、「Apple Watch」の外観やインターフェースを写真でチェックする。
「Apple Watch」は、2014年9月に行われたスペシャルイベントで初めてお披露目された。そのときは発売日が、2015年初頭となっていたが、今回のスペシャルイベントで4月24に発売されると発表された。
「Apple Watch」は、「Apple Watch Sport」、「Apple Watch」、「Apple Watch Edition」の3モデルから構成されており、価格は「Apple Watch Sport」が税別(以下同)42,800円から、「Apple Watch」が66,800円から、「Apple Watch Edition」が1,280,000円からとなっている。
発売国は、米国、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、英国、日本の9カ国。日本では「Apple Store」、「Apple Online Store」のほか、東京の伊勢丹やセレクトショップ「Dover Street Market」でも取扱う。
機能面では、iOS 8.2以上を搭載したiPhoneと連携し、メッセージやメール、通話などに手首の「Apple Watch」で対応できる。また、Digital Touch機能を使えば、指で描いたスケッチ、タップ、心拍などを伝えることも可能となっている。
そのほか、竜頭部分に「デジタルクラウン」が搭載されており、画面のズームやホーム画面へのアクセス、Siriの起動が行える。フィットネス機能も充実。消費カロリーや歩数、移動距離などの活動量を記録できる。
「Apple Watch」に標準搭載されているアプリは、「メッセージ」、「電話」、「メール」、「カレンダー」、「アクティビティ」、「ワークアウト」、「マップ」、「Passbook」、「Siri」、「ミュージック」、「リモートカメラ」、「Remote」、「天気」、「株価」、「写真」、「アラーム」、「ストップウォッチ」、「タイマー」、「世界時計」、「設定」。連続使用時間は最大18時間。充電は裏ブタにMagSafeを利用したマグネット式の充電ケーブルを用いる。