『96時間』のリーアム・ニーソンが、『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ『ラン・オールナイト』(5月16日公開)の予告編が10日公開され、緊迫感あふれるストーリーの一部が明らかになった。
今作で、ニューヨークを逃げ回るマフィアの殺し屋を熱演するリーアム・ニーソン。公開された予告編では、190cmを超える長身を生かし、60歳を超えているとは思えないほどの運動神経で世界中を魅了しているニーソンのアクションを堪能することができる。また、エミネムによるテーマソング「Cinderella Man」が雰囲気を盛り上げ、息もつかせぬ逃走劇を予感させる。
ニーソンが演じるのは、ブルックリンを縄張りとするマフィアの一級の殺し屋、ジミー・コンロン。これまでの罪にさいなまれ、仕事のために家族からも疎まれているジミーだったが、ある日、息子のマイクが命を狙われ、彼を救うために相手を殺してしまう。その相手は、マフィアのボスで長年の親友、ショーンの息子であり、マフィア、凄腕の暗殺者、さらには買収された警察官、一般市民まで、ジミーとマイクはニューヨーク中を敵に回すことに…。
この他の出演は、闇社会の権力者ショーンを演じるエド・ハリス、ジミーを執拗に追い続ける刑事を演じるビンセント・ドノフリオなど。監督は、大友克洋の人気漫画『AKIRA』の実写映画化でメガホンをとると報じられて話題となっているジャウム・コレット=セラが務める。
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