日本エイサーは10日、HDMI 2.0入力端子を備えた27型4K液晶ディスプレイ「S277HKwmidpp」を発表した。3月11日より発売する。価格はオープン。
液晶パネルのフレームをなくした「ゼロ・フレーム」デザインを採用した27型液晶ディスプレイ。解像度は3,840×2,160ドット(4K)で、HDMI 2.0の入力端子を搭載。データ伝送容量が拡張されたことで、4K映像を60Hzのリフレッシュレートで表示できる。
IPS方式の液晶パネルは非光沢(ノングレア)タイプで、sRGBカバー率100%を実現している。「6軸カラー調節機能」では、従来のRGBにYMCを加えた6色でのカラー調節に対応。彩度と色相をそれぞれ調節でき、より自然な色彩表示を可能とした。また、ブルーライトの透過率を80%~50%の4段階で調整でき、そのほか「フリッカーレステクノロジー」など、眼精疲労を和らげる機能を持つ。
本体には2.0W+2.0Wのステレオスピーカーを内蔵し、強度と柔軟性に優れたペーパーダイアフラム素材を使用することで、精度の高い音を出力。抑揚の効いた広がりのある低音域を再現する独自の音響技術「Acer True Harmony テクノロジー」も採用している。
主な仕様は、画面サイズが27型ワイド、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、液晶パネルがIPS方式の非光沢(ノングレア)、視野角が水平垂直とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が4ms(GTG)。
映像入力インタフェースはHDMI(2.0)×1、デュアルリンク対応DVI-D×1、DisplayPort×2。スタンドのチルト角度は上15度/下5度。本体サイズはW614×D154×H451mm、重量は5.4kg(スタンドあり)。