石村萬盛堂はこのほど、「バレンタインデーとホワイトデーに関する男女の動向調査」の結果を発表した。同調査は2月16日~22日にインターネット上で実施。1,838件の回答を得た。なお同社は昭和52年、「バレンタインデーのお返しとして3月14日にマシュマロを贈る」習慣を提唱した企業。

バレンタインデー当日に合わなくても、前日より前には義理チョコを渡しておく女性が多い

バレンタインデーの義務チョコ化が進行!?

「バレンタインデーにギフトを贈る目的」を聞いたところ、1位は「日頃の感謝の気持ちを伝える」が1位で、3位の「好意や恋愛感情」を上回った。さらに、2位には「家族のイベント」が入った。

また、土曜日だった今年のバレンタインデーについて、「本命以外の人にあげたプレゼントはいつ渡したか」については、「2月12日以前」と「2月13日」を合わせて約5割となり、バレンタインデー当日に合わない人でも事前に渡しておく"義務チョコ"化の傾向がうかがえた。

義理チョコのお返し、期待している女性は4人に1人

義理チョコのお返しは期待しないという女性が多い

「バレンタインチョコのお返しを期待しているか」については、本命チョコでは半数が期待していたが、義理チョコのお返しを期待している女性は26.8%と、4人に1人にとどまった。

お返しの期待はしてなくても「もらえたら嬉しい」女性が8割

しかし、「ホワイトデーにプレゼントをもらえるとうれしい」という女性は約8割にのぼり、そのうち4割が、今年は土曜日となるホワイトデーのお返しプレゼントは「当日より前」にもらえるとうれしいと答えた。

お返しではなく「自分から贈る」男性も

男性の16%は、お返し以外にもプレゼントを贈っている

一方、男性に「バレンタインデーにもらったプレゼントのお返しをするか」を聞いたところ、「お返しをする」が約8割に上った。さらに、「バレンタインデーにプレゼントをくれなかった人にもプレゼントを贈る」と答えた男性が16%いた。その理由は「日頃の感謝を伝える」「コミュニケーションを円滑にする」が1位2位となり、ホワイトデーのプレゼントが、単なる"もらったから返す"だけのものでなくなりつつある傾向も見て取れた。

※グラフ出典・石村萬盛堂