日本マクドナルドホールディングスは9日、2015年1月の月次セールスレポートを発表した。それによると、1月の既存店売上高は前年同月比28.7%減となり、下げ幅は2001年の上場以来最大だった1月(38.6%減)に次ぐ2番目の大きさとなった。前年を下回るのは13カ月連続。

売上高ほか前年同月比(出典:日本マクドナルドホールディングスWebサイト)

2014年夏の使用期限切れ鶏肉問題や、2015年1月に発覚した異物混入問題の影響などから、客数、売上の落ち込みが続いている。

既存店客数は同19.1%減と22カ月連続マイナス、既存店客単価は同11.8%減と8カ月連続マイナス。全店売上高は同28.9%減と13カ月連続のマイナスとなった。

2月は、「ワールドマック ハワイ」キャンペーンを展開し、「ハワイアン バーベキューポーク」、「ハワイアン パンケーキ ミックスベリー」や「パイナップルパイ」などを販売。これらの商品は、「ハワイ州観光局(HAWAII TOURISM JAPAN)」の正式公認を受け、消費者から好評を得ているという。