25周年を迎える『世にも奇妙な物語』と、人気アニメ『ワンピース』がコラボレーションすることが10日、明らかになった。4月11日(土曜 21:00~)に放送するフジテレビ『世にも奇妙な物語 ~人気マンガ家競演編~(仮)』で、阿部寛とルフィの夢の共演が実現する。
25周年を記念したスペシャル企画として、今回の『世にも奇妙な物語』は、有名マンガ家たちの選りすぐりの名作が織り成す"奇妙"な世界を展開。この目玉企画として放送されるのが『ワンピース』とコラボレーションする「ゴムゴムの男」だ。阿部寛が演じるのは、組の若頭・鬼頭。抗争で命を狙われ歩行できなくなるほどの傷を負い、入院中の病院で偶然“ゴムゴムの実”(体がゴムのように伸び縮みするようになる、ワンピースの主人公・ルフィが食べた悪魔の実)を食べてしまう。ゴムの力で再び奮起する鬼頭だが、すでに組からは邪魔者扱いされ…。そして鬼頭はルフィと出会うことによって反発しながらも忘れかけていた大切なことに気づかされていく…という物語だ。
「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間となった阿部が子供の前で何メートルにも腕が伸びてしまい、子供たちから羨望(せんぼう)の眼で見られるなど楽しいシーンが満載。『世にも奇妙な物語』は24年ぶりの主演という阿部は今回の収録を振り返り「あの『ワンピース』ルフィと初共演ということで、どんなものになるか想像も付きませんが、こんな経験もないので、楽しくやらせていただきました。アニメと一緒になるのが楽しみです」と感想をコメントしている。
今回、阿部に白羽の矢を立てたフジテレビの永井麗子プロデューサーは「ストーリーを話す前から、奇妙・ワンピース・阿部寛さんという3ワードを聞いただけで、"面白そう"と目を輝かすスタッフが集まり、ただでも面白い企画が阿部さんの出演でさらなる不思議なパワーを得たことは間違いありません。ルフィのアニメーションやCGなど見えないものたちと共演する難しい収録でしたが、阿部さんに演じていただいたことで、鬼頭というこの極道者がとても愛すべき男になりました」と見どころを語っている。
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