メットライフ生命保険は5日、代表執行役会長 社長 最高経営責任者(CEO)のサシン・N・シャー氏が、「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の「行動宣言」に賛同したと発表した。

輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会「行動宣言」ホームページ(内閣府男女共同参画局)

行動宣言は、メットライフ生命のダイバーシティへのコミットメントと共通するものだという。同社としても今後、一層女性の活躍推進に向けて、関連の取り組みを進めていく所存であり、女性管理職比率を政府目標である2020年までに30%に到達するべく、積極的な女性活用を推進していくとしている。行動宣言は「自ら行動し、発信する」、「現状を打破する」、「ネットワーキングを進める」から構成され、同社においても、これらの3つの柱をさらに推進し、多様な人材を歓迎する職場づくりに注力していくという。

「女性の活躍を推進するためにも、男性リーダーの果たす役割が重要だと考えています。私自身も行動宣言に全面的に賛同し、日本のビジネス・リーダーの方々と共に、この運動を積極的に推進してまいります」とサシン・N・シャー社長は抱負を述べている。

メットライフ生命におけるダイバーシティ

企業におけるダイバーシティは、顧客の多様なニーズに応えるためにも欠かせない要素だという。メットライフ生命は、多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することにコミットし、ダイバーシティに取り組んでいる。多様性はイノベーションを生み出し、価値創造につなげていくことをグローバルで大切にしており、また、これが顧客の多様なニーズに応えることができる源泉でもあると考えているという。なかでも女性の登用には特に力を入れ、女性社員の活用とダイバーシティ向上を推進するため、社員による組織JWBN(Japan Women’s Business Network)を2013年に発足させた。JWBNでは、行動宣言に賛同した3つの取り組みを実践しており、社員の意識を高めるためのフォーラムやネットワーキングなどさまざまな施策を実行している。また、メットライフ本社(米国)はNational Association for Female Executives(NAFA 全米女性役員協会)より、2015年度女性役員の働きやすい企業トップ50社に選出されている(過去9年間に8回選出されている)。

輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会について

2014年3月28日に首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に、輝く女性・輝こうとする女性たちを応援する各界のリーダーたちによるムーブメントが拡がっているという。このような中、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業の男性リーダーによる「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」が開催された。