ダイキンはこのほど、同社のWEBサイト「空気の困りごとラボ」にて、花粉症にまつわるさまざまな情報を公開した。
同サイトでは、空調製品を製造する同社が季節の空気の困りごとに関する対策法を公開している。花粉に関しては「花粉に対する意識」「田舎の花粉と都会の花粉の違い」「花粉の飛散量を決める環境要因」「花粉シーズンを乗り換えるために」「空気清浄機の選び方、使い方」などの情報を公開している。
花粉の侵入経路についても解説しているが、その6割が換気による侵入、4割が付着による持ち込みだという(出典:花王株式会社 生活者研究センター)。総侵入量は1日に約2,000万個で、そのうち55%が床面、22%がふとん、15%が洗濯物に付着している。
自宅で簡単にできる花粉対策法として、同社は5つの方法をまとめている。1つ目は「家に入る前に花粉を玄関先でしっかり落とす」こと。2つ目は「掃除」で、床に落ちてしまった花粉は空気清浄機では取れないため、拭き掃除や掃除機でこまめに花粉を除去することが大切だとしている。
3つ目は、洗濯物を室内に干すか乾燥機を使用すること。外に干した場合は花粉を払い落とすことが大事だという。4つ目は窓をできるだけ閉めること。5つ目は花粉飛散量が多い日は外出を控えることや、表面がふさふさした衣類の着用を避けることを挙げている。