富士通は7日、名古屋で同社の最新PCを体験できるイベント「春だ! FMVでワクワクをはじめよう! 体験イベント」を開催した。会場はJR名古屋駅からも近いナナちゃんストリート イベントスペース。同会場で明日3月8日まで開催しており、開催時間は各日11時から19時まで。
同イベントは、東名阪の主要都市を会場に3回にわたって連続開催を予定しており、今回は2月末に東京・秋葉原で最初に開いたものに続く2回目の開催。最後の3回目は3月14日から3月15日の2日間、大阪の阪急梅田駅 ビッグマン前広場を会場に、11時から19時までのスケジュールで開催する。イベント概要はこちら、富士通の特設Webサイトを参照してほしい。
各会場での展示内容などは同様で、ここ名古屋でも秋葉原と同じく、富士通が今春の新モデルとして投入したラインナップ豊富な最新PCを、タッチ&トライで直接触れて体験できる。展示はオールインワンデスクトップPCから薄型ノートPC、新たなフォームファクタの2in1や、流行のタブレットまで、富士通の新製品が10機種ズラリと並ぶ。
また富士通FMVは、絵本などで子供に人気のフランス生まれのキャラクター、「バーバパパ」ファミリーをイメージキャラクターに採用している。富士通の今春モデルは、例えば女性ユーザーを強く意識したノートPC「Floral Kiss」など、個性を前面に出したラインナップになっていることも特徴だが、今回のイベントでも、お父さんのバーバパパが大人の男性向けのデザイン・機能に特化した「GRANNOTE」、おしゃれ女子のバーバベルは「Floral Kiss」、絵を描くのが好きなバーバモジャはタッチペン対応でペイント作業に適した画面傾斜に変形可能な「ESPRIMO WH」というように、個性豊かなキャラクターと上手く組み合わせて紹介しており、各製品のポイントがわかりやすい。
バーバパパは会場にも登場。記念写真のモデル要員かと思いきや、PCに詳しいらしく、「このパソコンはIntelのCore i7搭載でHDDを2台搭載しているから云々なんだ~」などと、製品解説までしていたのに少し驚いた |
各製品Intelの新世代プロセッサを採用による性能向上はもちろん、会場展示には先進UIなどに活用できるIntelの新技術「Intel RealSense」を国内で初めて採用したPCなども用意。会場担当者も「特に新技術のRealSenseなどは、実際に触ってもらうと楽しさがわかりやすい」と説明していたが、当日の会場展示は、体験してこその、カタログだけではわかりづらい新しいPC体験を楽しめる工夫がされていた。RealSense 3Dカメラを内蔵する「ESPRIMO WH77」を使い、来場者が自分の顔のリアルな3Dデータをつくれたり、ハンドジェスチャでゲームのキャラクターを操作できる体験などは、大人だけでなく、PCに初めて触れるような子供まで興味を持って楽しんでいるようだった。
ちなみにイベントでの一番人気のPCは、富士通が"New Style PC"と呼ぶ「LIFEBOOK GH77」のようだった。15.6型フルHDのワイヤレスディスプレイとPC本体の機能を集約したスタンドからなるPCで、デスクトップPCとしての利用のほか、ワイヤレスディスプレイを取り外してタブレットのようにも使うことができる。家中の様々な場所で、多様な使用シーンに対応できる新しいコンセプトの製品で、実際に触れてみた体験者からも「今のパソコンはこんなことができるのか」などと注目されていた。
なお、当日の会場でPCを体験してアンケートに答えると、バーバパパ・ファミリーをデザインしたオリジナルトートバッグがもらえる。あわせて、イベント会場近隣の指定店舗で富士通FMVを購入すると記念品セットをプレゼントするキャンペーンも紹介していた。イベントの名古屋開催は明日8日が最終日となるが、次回は大阪の阪急梅田駅 ビッグマン前広場を会場に3月14日~15日、各日11時から19時に同様のイベントを開催する。