リクルートライフスタイルは、全国の20~34歳の働く男女を対象に実施した「人気おケイコランキング」の結果を発表した。調査期間は2014年12月12日~14日で、女性518名、男性518名から有効回答を得た。
英語は11年連続トップ
この1年間にやった学び事・習い事について尋ねたところ、女性の1位は「英語」だった。英語は11年連続不動の1位で、昨年よりも回答率も2.5pt上昇している。「医療」は前年の9位から5位に、「幼児教育」も昨年60位から25位と大きく順位を上げた。男性1位も「英語」で、男性への調査を始めた2012年以来3年連続でトップとなっている。
女性を対象に、学び事・習い事についての目的を聞くと、「仕事のため」「レベルアップのため」「就職・転職のため」「独立・起業のため」といった、自らのキャリアに投資するための目的がポイントを上げている。漠然とした「将来に備えるため」という回答はダウン傾向が続いており、具体的な目的をもって臨む人が増加しているようだ。
女性を対象に、英語を学ぶ目的を尋ねたところ、「海外旅行を楽しみたいから」「仕事で必要だから」など、自分が学んですぐに英語でのコミュニケーションを実施することを前提にした目的がポイントアップした。一方「就職や転職を有利にしたいから」「TOEICや英検など英語の資格試験のため」などはポイントを下げている。
今後、やってみたい習い事について聞くと、女性のトップ3は「英語」「家庭料理」「ヨガ・ピラティス」だった。男性のトップ3は「英語」「簿記」「ファイナンシャルプランナー」だが、「ビジネススクール・MBA」の回答が大きく順位を上げている。