2014年は様々な企業からMVNOサービスが登場した。また今年に入りインターネットサービスプロバイダを営むMVNOが光回線サービスに参入し、MVNO各社では光回線と格安SIMのセット割引を発表している。おトクなセット割を探るべく、本稿ではモデルケースとして、集合住宅に住んでおり、なおかつ光回線は転用、音声通話付で月2GBのSIMサービスとのセット割をするという想定でnifty、OCN、IIJ、hi-hoの4社の費用を比較してみた。なお、記事に出てくる価格はすべて税別である。
@nifty接続サービス セット割(nifty)
まずは、niftyが行っている光回線サービスとSIMのセット割引「@nifty接続サービス セット割」について。「@nifty光」や「@nifty光ライフ with フレッツ」など対象の光回線サービスを利用している場合、@niftyのSIMサービスである「NifMo」を申し込むと「NifMo」の基本料金から月額200円が割り引かれるというものだ。なお、割引き金額は最高200円で、SIMの契約数に応じてというわけではない。
集合住宅住まいですでに「@nifty光ライフ with フレッツ」を使っていて、@niftyの光回線サービスから@nifty光に乗り換えた場合、乗り換え翌月から24カ月間は月額3,850円。「NifMo」の2GBプランは月額900円で音声通話料が700円加算されて1,600円なので、合わせて通常の月額料金は5,450円。これにセット割を適用すると月額5,250円になる。(他社でフレッツ光を使っていてからの転用の場合は月額3,980円)
「@nifty接続サービス セット割」は、@nifty光以外にも下記の固定回線を使っている場合利用可能だ。
- @nifty光ライフ with フレッツ
- @nifty光 with フレッツ
- @nifty auひかり
- @nifty コミュファ光
- Bフレッツコース
- ADSL接続サービス
- フレッツ・ADSL(スペシャルコース含む)
3月6日19時31分更新
本稿中の図表について、誤解を招く恐れがあったため一部内容を変更致しました。
3月9日12時00分更新
本稿では、当初「対象になるのは2015年2月1日以降に「NifMo」に契約したユーザーということ。それ以前から「NifMo」を利用している場合は残念ながら割引が利用できない。」と表記しておりましたが、事実と異なっていたため、一部内容を変更しております。読者様ならびに関係者各位にお詫び申し上げます。