JR東日本高崎支社は10日、北陸新幹線開業に向けて進めてきた高崎駅新幹線改札内リニューアル工事の完了を祝う記念式典を開催する。
今回のリニューアル工事では、富岡製糸場を連想させるレンガ壁を表現した「メッセージウォール」、現役の蒸気機関車2両が存在する「SLのまち」としての高崎をイメージづける「SL時計」を高崎駅の新たなシンボルとして設置。待合室には、地元工芸品を中心に伝えるギャラリーや観光協会と連携した情報発信スペース、富岡製糸場と絹産業遺産群を紹介するコーナーを新設し、「上州らしさ」を感じられる空間とする。あわせて新幹線改札内の全店舗で業態や商品構成の見直しによるリニューアルを行い、群馬ならではの地産商品をそろえた店舗構成とする。
開業記念式典は3月10日11時から高崎駅新幹線改札内特設ステージにて開催され、行政の関係者や出店者、工事関係者などが列席。来賓挨拶、メッセージウォールとSL時計の除幕、待合室案内と店舗紹介などを行う。