JR九州関連会社のJR大分シティは、大分駅ビル「JRおおいたシティ」に4月23日開業予定の温浴施設「シティスパてんくう」の施設概要を発表した。国内トップクラスの地上80mの高さを誇る屋上露天風呂、風呂上りの1杯を楽しめるカフェバーなどを備えた施設となる。
「シティスパてんくう」は、地上21階地下1階建の大分駅ビル「JRおおいたシティ」の19~21階に位置する、天然温泉を利用した入浴施設。同ビル1~4階の商業施設「アミュプラザおおいた」は4月16日に開業となり、「シティスパてんくう」は8~18階の「JR九州ホテル ブラッサム大分」とともに4月23日に開業予定。
露天風呂は、大分の豊かな海と山が見渡せる最上階(21階)に設置。泉高濃度炭酸泉と地下700mから汲み上げた弱アルカリ性天然温泉の両方が楽しめる。20階には眺望を楽しめる天然温泉の内湯と2種類の本格サウナを用意。オーガニックオレンジやスムージーなどのソフトドリンク、アルコール飲料、スイーツなどをそろえるカフェバーも同じ階に設ける。
19階は大理石使用の岩盤浴、熱した石にアロマ水をかけて蒸気を発生させるフィンランドの入浴法「ロウリュ」が楽しめるドライサウナ、クールルーム、休憩サロンといった各施設を配置。いずれも男女共用で、専用ウェアを着用して利用する。セラピストによるボディケアやトリートメントが受けられるコーナー(別料金)も設ける。
入浴料は、露天・内湯プランが1,500円(子供900円)、館内すべての施設が利用できる露天・内湯・ヒーリングスパプランは1,900円。入浴料には、タオルと館内着、19階で使用する専用ウェア(露天・内湯・ヒーリングスパプランのみ)の使用料が含まれる。営業時間は11~24時だが、ホテル宿泊客は朝風呂も利用できるとのこと。メンテナンスのために年に数日休館し、それ以外は休まず営業するとのこと。