アイ・オー・データ機器は4日、法人向けNAS「LAN DISK A」シリーズを発表した。1ドライブモデルと2ドライブモデルを用意。3月下旬より発売する。価格は税別29,500円から。
HDL-AHWシリーズ
「HDL-AHW」シリーズは、1台のHDDを内蔵できる法人向けNAS。容量が1TB / 2TB / 3TBの3モデルを用意。税別価格は1TBが29,500円、2TBが33,200円、3TBが40,500円。
法人向けとして、ハードウェア / ソフトウェア / サービスにおいて安心を提供できるサポート体制が取られている。HDDにはウエスタンデジタル製「WD Red」を採用。また、NASの状態をネットワーク経由で監視するクラウド管理サービス「NarSuS」を無償提供することで、設置場所に関わらず複数台のNASを一括管理可能。管理者の負担を大幅に削減できる。万が一の場合の保守を実施する有償保守サービス「アイオー・セーフティ・サービス(ISS)」も提供される。
スマートフォンなどを使って外出先からファイルにアクセスできる「リモートリンク 2」にも対応。ブラウザベースでアクセスでき、アプリのインストールなどが不要。転送速度はリード時で約90MB/s。
このほかの主な機能は、USB機器をネットワーク共有できる「net.USB」、DLNA共有機能、iTunes共有機能、FTPファイルサービス、Doropbox共有機能など。Macのバックアップ機能「TimeMachine」でも利用できる。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×1、USB 2.0×2。推奨接続台数は16台。本体サイズはW45×D138×H168mm、重量は約1.2kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Windows Server 2008 / 2008 R2、2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.5~10.10、Android4.2.3~2.3.7、4.0~4.4.4、iOS 7~8.1.2。
HDL2-AHWシリーズ
「HDL2-AHW」シリーズは、2台のHDDを内蔵可能な法人向けNAS。容量が2TB / 4TB / 6TBの3モデルを用意。税別価格は2TBが41,000円、4TBが51,000円、6TBが64,500円。RAID機能を備え、RAID 0とRAID 1を設定可能。転送速度はリード時で約100MB/s。本体サイズはW90×D135×H176mm、重量は約2.2kg。そのほかの機能や仕様は「HDL-AHW」シリーズとほぼ共通。