財務省は2日、2015年1月末租税および印紙収入、収入額調を発表した。それによると、1月の税収実績は前年同月比18.3%増の4兆8,612億円となり、1月としては1994年以来、21年ぶりの高水準となった。
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2015年1月税収(出典：財務省Webサイト) |
主な税目を見ると、所得税は前年同月比24.3%増の2兆8,374億円と大幅増。このうち、源泉徴収分は同24.4%増の2兆8,196億円、申告分は同8.3%増の177億円となった。消費税は同26.7%増の1兆513億円と大幅増、法人税は同7.2%増の1,938億円などとなった。
一方、相続税は同14.1%減の1,106億円と大幅減、揮発油税は同3.4%減の2,036億円、酒税は同4.0%減の1,076億円、たばこ税は同5.0%減の853億円などとなった。
2014年4月～2015年1月末までの累計税収は前年同期比12.3%増の32兆8,826億円。税目別では、所得税が同11.0%増の13兆516億円で、このうち、源泉徴収分は同11.8%増の12兆576億円、申告分は同2.6%増の9,940億円。消費税は同24.7%増の7兆7,196億円、法人税は同19.2%増の4兆9,932億円などとなった。
