パナソニックは3月3日、住宅用LED照明器具「美ルック(ミルック)」の新モデルを発表した。今回の新モデル追加によって美ルックシリーズのラインナップが拡充され、12製品444品番となる。4月10日から順次発売し、希望小売価格は7,800円から114,000円(いずれも税別)。

「美ルック」シリーズの新ラインナップ(写真はペンダント)

ペンダント使用イメージ

美ルックシリーズは2014年4月に374品番が発表されていたが、今回のラインナップ拡充によって合計444品番となった。美ルックとは、光のスペクトル制御によって鮮やかな色を再現するLED照明器具。580nm付近の波長を調整することで、平均演色評価数Ra95と自然光に近い演色性を実現した。肌の色や食べ物、インテリア、植物などの色を引き立てる。

また、新たに面発光の「パネルミナ」シリーズと、建築と一体化する照明「HomeArchi」シリーズにも美ルックを搭載。パネルミナは2013年3月に発表したシリーズで、パネル型の薄型ボディーに導光板と光を拡散させるカバーを組み合わせたもの。カバー全体に光を拡散して均一に発光させるので、まぶしさを抑えられるのが特徴だ。

HomeArchiは、「灯りが建築と共鳴する」というコンセプトをもとに開発された照明器具。光が自然に生活の背景として溶け込むような照明空間を構築することを目的としている。

「美ルック」を採用したパネルミナ

ダウンライト

空間照明のイメージ