米SanDiskは1日(スペイン時間)、スペイン・バルセロナで2日より開催したモバイル機器関連の展示会「Mobile World Congress」に先駆け、リバーシブル形状のType-Cコネクタを備えたデュアルUSBドライブ「SanDisk Dual Drive Type C」を発表した。
一端にPC向けのUSB 3.0コネクタ、もう一端にモバイル向けのUSB 3.1(Type-C)コネクタを備え、データをPCとモバイル機器間で共有できるデュアルUSBドライブ。Google Playで無料配布している同社製アプリ「Memory Zone」を通じて動作。デバイスを接続すると自動的にMemory Zoneが起動し、データの転送やコンテンツ管理が行える。
調査会社Strategy Analyticsの最新レポートによると2016年までにモバイル機器の12%がType Cコネクタを備えるとして、SanDiskは需要を見込み製品を発表。発表時点の製品ラインナップは32GBモデルのみ。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS 10.1以降。2015年のQ2期に全世界向けに出荷開始する。価格情報は未公開。
また、合わせてLightningコネクタとUSBコネクタを備えたiOS向けUSBドライブ 「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」の128GBモデルも発表。こちらは149.99ドル(約18,000円)で4月に登場する予定だ。