マネーフォワードはこのほど、20代~60代の男女7,231名を対象に、「冬のボーナス」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は1月14日~30。
2014年冬のボーナス平均額は、81.1万円
2014年冬に支給されたボーナスの金額を調べた結果、全体の平均額は81.1万円で、50代までは年齢が上がるとともに増加傾向となった。男女別では、男性90.2万円に対して女性は53.6万円と、約37万円もの差があることが判明した。
ボーナスの使い道は「貯金」が断トツ
次に、ボーナスの使い道について尋ねたところ、「貯金(64.3%)」が断トツ1位となった。次いで「日々の生活費(35.3%)」「ローン返済(29.9%)」と続き、「投資(20.2%)」にまわす人は2割程度だった。また、贅沢な食事やモノの購入など、ボーナスをご褒美にあてる人も各項目で2割以下と少ない傾向にあり、特に、「車・バイクの購入(2.8%)」に興味がある人はわずかだった。今回の結果を2014年夏のボーナスのときと比較してみると、「旅行」にかける費用が大きく減り、日々の生活費が増えていることがわかった。
女性は「ご褒美と親孝行」、男性は「ローン返済」
続いて、冬のボーナスの使い道を性年代別で見てみたところ、女性は男性に比べて、旅行や美容・服飾費など自分磨きやご褒美、親孝行に使う傾向があることがわかった。ただし、ご褒美としてボーナスを使用する人の割合は年齢とともに減っていき、年齢が上がるとローン返済などにまわす人が増えていることが伺えた。
一方、男性は年代問わず、ローン返済などの生活費としてあてにしているほか、女性と比較すると、投資にまわす人が多いことが明らかとなった。