京阪電気鉄道は3月21日から5月6日までの土休日、京阪線で「春の特別ダイヤ」を設定する。京橋~七条間をノンストップ運転する快速特急「洛楽」を運行するなど、京都方面への行楽に便利なダイヤとなる。
快速特急「洛楽」は8000系車両を使用し、午前の京都方面行を9時0分から30分おきに5本、午後の大阪方面行を15時43分から30分おきに5本の計10本運転。京橋~七条間は停車せず、淀屋橋~出町柳間を約50分で結ぶ。
京都方面行の「洛楽」は一部を除き、比叡山、鞍馬・貴船、大原の各方面への連絡列車に。淀屋橋駅9時0分発「洛楽」は、出町柳駅10時7分発の叡山電車八瀬比叡山口行「きらら」に連絡する「比叡山連絡 洛楽」として運転。淀屋橋駅10時0分発・10時30分発「洛楽」は、出町柳駅11時0分発・11時30分発の叡山電車鞍馬行「きらら」に連絡する「鞍馬・貴船連絡 洛楽」として運転される。淀屋橋駅9時30分発「洛楽」は、出町柳駅10時35分発の京都バス大原行「特急バス」(途中、八瀬駅前のみ停車)に連絡する「大原連絡 洛楽」として運転する。
「春の特別ダイヤ」ではその他、昼間時間帯の急行・準急・普通の基本運転パターン変更、一部時間帯の各駅列車発着時刻変更などを実施する。詳しい変更点は同社公式サイトにて案内されるほか、3月11日から各駅で配布するポケット時刻表にも記載される。