シグマは2月27日、コンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp3 Quattro」と、交換レンズ「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM」のキヤノン用とシグマ用、「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」キヤノン用の発売日を決定した。dp3 Quattroは3月12日、交換レンズ2本は3月19日に発売する。

上段はSIGMA dp3 Quattro、下段左からSIGMA 24mm F1.4 DG HSMとSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

いずれの製品も2月10日に発表され、当初は発売日が未定とされていた。dp3 Quattroは、新開発のFoveon X3 ダイレクトイメージセンサーを搭載した高画質コンパクトデジタルカメラ。単焦点固定式で、焦点距離50mm(35mm判換算:約75mm)のF2.8レンズを搭載する。価格はオープンで、推定市場価格は税別101,500円前後だ。

SIGMA 24mm F1.4 DG HSMは、ハイレベルな芸術的表現に向けた「Art」プロダクトラインに属する大口径単焦点レンズ。非球面レンズの配置や光の入射角の調整によって、大口径レンズで発生しやすいサジタルコマフレアを補正し、開放から高い描写性能を発揮する。シグマ用、キヤノン用、ニコン用を用意し、希望小売価格は税別127,000円前後だ。なお、ニコン用の発売日は未定となっている。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMは、高画質かつ小型・軽量を実現するプロダクトライン「Contemporary」初の超望遠ズームレンズ。FLDガラス1枚とSLDガラス3枚の採用や、レンズ配置のパワー配置最適化などによって、望遠側での倍率色収差、ズーム全域での諸収差を補正する。シグマ用、キヤノン用、ニコン用を用意し、希望小売価格は税別150,000円前後だ。なお、ニコン用とシグマ用の発売日は未定となっている。