国土交通省は25日、2014年11月の「不動産価格指数(住宅)」(2008年度平均=100、速報)を発表した。それによると、全国のマンション指数は前年同月比10.3%上昇の120.9となり、23カ月連続で増加した。

全国の住宅総合は同2.1%上昇の91.4と、3カ月連続の増加。更地・建物付は同0.1%上昇の86.4と、15カ月ぶりに増加した。

不動産価格指数(住宅)速報 全国(出典:国土交通省Webサイト)

南関東圏は、住宅総合が同2.1%上昇の97.2、更地・建物付土地が同1.0%低下の91.0、マンションが同11.8%上昇の119.9。東京都は、住宅総合が同0.2%低下の100.0、更地・建物付土地が同4.0%低下の93.1、マンションが同10.9%上昇の121.3となった。

名古屋圏は、住宅総合が同2.1%低下の86.7、更地・建物付土地が同1.5%低下の84.8、マンションが同2.6%低下の114.4となった。

京阪神圏は、住宅総合が同0.9%上昇の87.5、更地・建物付土地が同2.6%低下の81.7、マンションが同11.2%上昇の119.5となった。

東日本大震災の被災地である東北地方は、住宅総合が同3.2%上昇の97.2、更地・建物付土地が同2.0%上昇の93.8、マンションが同17.8%上昇の166.8となった。