歌手の森高千里が、4月からスタートする生放送のレギュラー音楽番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ系 毎週木曜19:57~20:54)で、初MCを務めることが25日、発表された。

初のMCを務める森高千里(左)と、アンジャッシュの渡部建

同局のレギュラー番組で生放送の音楽番組は、1994年に放送終了した『MJ -MUSIC JOURNAL』以来21年ぶりとなる。森高は、同じくMCとして発表されたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建とともに番組を進行する。

番組出演について森高は、「MCはやった事がないので、お話をいただき、本当に驚きました。私ができるのかどうか悩みましたね」と告白。「トークは正直、得意じゃありません」とした上で、「音楽活動は一人しゃべりのようなものですから、相手があってのトークとは、まったく違うと思います。共通する点は、見てくださっている方に楽しんでいただきたいという気持ちです、という事でしょうか」と意識しているという。

レギュラーの生放送となることについて、「マイペースで活動してきたので、4月からは、生放送という事もあり、体調含め、緊張感もって日々過ごすようになると思います」と語る。最後に、「スタッフのみなさんや、渡部さんのお力をお借りして、私にできる事を精いっぱいやっていこうと思います。まだ実感はわきませんが、初回放送まで、いろいろ勉強をしていきます。みなさんが毎週楽しみにしてくれる番組になればうれしいです。皆さま、温かい目で応援よろしくお願いします」とコメントした。

一方、渡部はオファーが届いた時のことを「かなり驚きました。フジテレビの音楽番組、お相手が森高さん、しかも生放送! 芸歴21年目にして初めて相方に相談しそうになりました」と明かす。音楽番組については、「『夜のヒットスタジオ』『HEY!HEY!HEY!』『FNS歌謡祭』など、特にフジテレビの音楽番組は豪華で華やかな印象があります」と語り、新番組への期待を寄せた。「生放送なのでアーティストの皆さんの緊張感も違うと思うので、とても素晴らしいパフォーマンスを期待していただきつつ、我々の司会っぷりには孫を見るかのごとく激甘でお願いします!」とフォローするも、森高との新鮮なかけあいにも注目が集まる。

同番組は、年に1度放送される音楽の祭典『FNS歌謡祭』のスタッフが制作。"生、ライブ"にこだわり、生放送、生演奏でパフォーマンスを披露する。誰もが口ずさめる名曲だけを選び抜き、コラボレーションやカバーなどの企画を用意することで、子供から大人まで楽しめる番組を目指す。