国際ビジネスコミュニケーション協会は2月24日、第198回TOEIC公開テスト(2015年3月実施)の受験申込者が20万人を超え、単回の受験申込者が過去最多となったことを発表した。

過去単回最多受験申込者推移グラフ

同協会によると、TOEIC公開テストのこれまでの過去最多受験申込者は、第178回(2013年3月実施)の約18万4千人だった。2015年3月実施予定の第198回ではその申込者を約2万人上回り、約20万,5000人になるという。

第198回申込時のアンケート集計結果によると、職業別では、「会社員・会社役員」に続き「大学生・短大生」が7万879人で全体の34.5%、年齢別データにおいては、大学生や短大生が含まれている「20~24歳」が8万2,922人で全体の40.4%を占めた。

第198回TOEIC公開テストの受験申込者構成(職業別)

受験理由においても、「英語力を確認したいから」に次いで、「就職活動・転職活動に必要だから」が4万8,484人で全体の23.6%を占めている。

第198回TOEIC公開テスト 受験理由

TOEIC公開テストは年10回開催しているが、そのうち3月は、例年単回あたりの受験申込者が最も多い実施回であるという。今年は就職活動の開始が3カ月後ろ倒しになったことや、英語学習熱の高まりなどが影響し、さらなる受験申込者増加につながったと考えられる。