アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは23日、同社が発行する「百貨店ギフトカード」をコンビニエンスストアの大手3チェーンであるセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート(合計約4万店)で順次販売を開始すると発表した。

アメリカン・エキスプレスの「百貨店ギフトカード」は、アメリカン・エキスプレスのカード会員・非会員を問わず購入でき、日本百貨店協会に加盟する190取扱店舗(1月現在)で利用できる有効期限のないカードタイプの商品。同社はこれまでに、全国の百貨店26店舗で同商品を販売してきたが、このたび、全国約4万店のコンビニエンスストアにも販売チャネルを広げるという。

百貨店で取り扱う券種はこれまで最低金額が5,000円だったが、このたび新たに1,000円と3,000円の券種を販売することにより、消費者はカジュアルギフトとして「百貨店ギフトカード」をより手軽に購入できるとしている。

カード券面はコンビニエンスストア限定のオリジナルデザインを販売する。百貨店で買うことのできるさまざまなアイテムをイラストで表現した新しいカードデザインは、ハートをモチーフに使用することにより、ギフトカードを贈る人の「気持ち」も届くようにとの願いを込めているという。

アメリカン・エキスプレスは、今後も「百貨店ギフトカード」を通して、日本の消費者にとって利便性が高く、魅力的なプリペイド商品の開発・提供に一層努めていくとしている。