ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)でオオカミ役を演じるジョニー・デップの歌唱シーンと本人コメントが収録された特別映像が25日、日本限定で公開された。
本作は、赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公の"その後"を描いた物語。映像の冒頭でジョニー・デップは「『イントゥ・ザ・ウッズ』の世界を楽しんでほしい。赤ずきんのオオカミ役はとても楽しかったし、素晴らしい映画になっているよ」と日本のファンに呼びかけている。
そして、ジョニー・デップ扮するオオカミが赤ずきんを足止めし、彼女を道草に誘うシーンも収録。オオカミは赤ずきんをスキップで花畑まで連れていき、摘んだ花を手渡しウインクも見せているが、その目的は、先回りしておばあさんを食べること。このシーンでジョニー・デップは、ささやくようなセクシーなかすれ声から、低く力強い歌声まで使い分け、最後は本物のオオカミ顔負けの遠吠えまで披露している。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来7年ぶりのミュージカル映画出演となったジョニー・デップは、「歌うこと自体が僕にとっては大きなチャレンジだった。なんせ僕は歌手じゃないからね(笑)」と振り返る。
また、映画初出演にして豪華俳優陣たちに一歩も引かぬ堂々とした姿を見せた赤ずきん役のリラ・クロフォードについて、「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ」とその才能と演技を絶賛。「共演できてうれしかった」と語っている。
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