『96時間』でアクション俳優の道を切り開いた俳優リーアム・ニーソンが、『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ映画『ラン・オールナイト』が、5月16日に日本公開されることがこのほど、明らかになった。
本作でリーアム・ニーソンが演じるのは、ブルックリンを縄張りとするマフィアの一級の殺し屋、ジミー・コンロン。これまでの罪にさいなまれ、仕事のために家族からも疎まれているジミーだったが、ある日、息子のマイクが命を狙われ、彼を救うために相手を殺してしまう。その相手は、マフィアのボスで長年の親友、ショーンの息子だった。
「お前とお前の息子を殺す」と復讐に燃えるショーンを中心とするマフィア、買収された警察、すご腕の暗殺者に狙われ、ニューヨーク中のターゲットになってしまった2人に残された時間は"たったひと晩"。命の期限が迫る中、2人は逃げ切ることができるのか。
リーアム・ニーソンは、スティーヴン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』や、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』などに出演し、『96時間』以降は、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』や『フライト・ゲーム』で、60歳を超えているとは思えないほどのアクションを披露。本作でも、マフィアの殺し屋役として、激しいバトルを繰り広げる。
また、ギャングのボス、ショーン役にはエド・ハリス。30年もの間ジミーを執拗に追い続ける刑事役はビンセント・ドノフリオ、息子のマイク役はジョエル・キナマンが演じる。そして、監督は、大友克洋の漫画『AKIRA』の実写映画化でメガホンをとると報じられ話題となっているジャウム・コレット=セラが務める。
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