バイリンガル人材が考える次の転職先は「上司・同僚に外国人が多い外資系」

ダイジョブ・グローバルリクルーティングは、Daijob.com登録ユーザー19万8,000人を対象に、「バイリンガル人材の勤務先での英語の使用頻度と転職先での英語の優先度」に関する調査を実施した。調査期間は1月6日～27日。

全体の44%が社内でのコミュニケーションに英語を使用

現職での英語の使用状況を尋ねると、社内が英語公用語という回答が25%、上司や外国人社員とのコミュニケーションが19%で、全体の44%が社内でのコミュニケーションに英語を使用していると回答した。メールを含め、読み書きのみという回答も23%、ドキュメントの読み書きのみが12%で、クライアントとの折衝に使用という回答は6%に留まった。

転職先の企業を探すとき、仕事上で英語の使用頻度と、これまでの経験職種のどちらを優先するか尋ねたところ、「英語の使用頻度が現職と同程度でも経験を十分に活かしたい」(34%)という回答が最も多かった。次いで「英語の使用頻度が高くなるのであれば、仕事内容を多少我慢する」が32%。職選びにおいて、英語が重要な要素となっているようだ。

「次の転職先にはどのような企業形態を選びますか?」という設問では、「上司、同僚に外国人が多い外資系企業」(43%)が一番多かった。日系企業の中では「これから海外進出する日系企業」という回答が18%と多く、すでに海外進出の実績がある日系企業より、新たに海外進出する日系企業での就業を希望する傾向が高いことがわかった。