第一生命保険は2月23日、第28回「第一生命のサラリーマン川柳コンクール」の全国入選作品100句を発表した。2014年10月から12月にかけて、全国のサラリーマン・OL・主婦など幅広い世代を対象に募集したもの。
「ありのまま」「妖怪」「ダメよダメダメ」など流行フレーズも多数登場
1987年から実施している同コンクールは今年で28回目を迎え、今回は前回を大きく上回る40,138句(前年33,605句)が全国から寄せられた。第1回目からの応募総数も100万句を突破。2014年はオリンピックやワールドカップなど大きなスポーツイベントや、映画『アナと雪の女王』、アニメ『妖怪ウォッチ』の大ヒットなどもあり、そこから生まれた新語・流行語を使った"サラ川(せん)"が多く応募された。「LINE」による句も多く読まれ、コミュニケーション形態の変化といった世相も反映されたベスト100となったという。
応募された作品全般から浮かび上がる2014年の主なキーワードは「ありのまま」「妖怪」「ダメよダメダメ」「既読」「ノーベル賞」「レジェンド」「壁ドン」など。一方で、今も昔も変わらない家庭や職場における悲哀が盛り込まれた句も健在で、世代を超えて楽しめる内容となっている。
2月23日~3月20日、第28回「私が選ぶサラ川(せん)ベスト10投票」と銘打ち、全国入選作品100句の中から一般投票により今年のサラリーマン川柳ベスト10を決めるキャンペーンを実施する。投票結果は、5月下旬に発表予定。全国入選作品100句は、同社ホームページ上で発表するとともに、同社日比谷本社(東京都千代田区)1階オープンスペースで掲示し、ベスト10投票を受け付ける(展示期間2月23日~3月20日)。
投票方法は、第一生命の「生涯設計デザイナー」が届ける所定の「投票用紙」を提出するほか、第一生命日比谷本社内、インターネットからも受け付けている。投票者には、「美味工房 グルメカタログギフト(15,000円相当)」や「オムロン 低周波治療器(HV-F021)」などの賞品が抽選でプレゼントされる。投票者の条件は、成人、結婚されている未成年者または就労されている18歳以上の未成年者(第一生命の契約者に限らず投票できる)。投票は1人1票。詳細は同社ホームページへ。
「第一生命ミュージアム」(同社日比谷本社1階)では2月23日~3月20日、「『サラ川(せん)』で振り返る2014年&『サラ川(せん)』ヒストリー展」も開催。入場無料。第28回『第一生命のサラリーマン川柳コンクール』全国入選作品をより楽しめるよう、2014年の出来事を入選句とともに振り返るパネルや、年表形式で過去のサラリーマン川柳ベスト10作品を紹介するパネルを展示している。開館時間は9時~17時、休館日は土・日・祝日。
スマートフォンアプリ「サラリーマン川柳」も提供中。このアプリでは、歴代サラ川(せん)ベスト10作品や、「上司・部下編」「夫婦・家庭編」などの7つのテーマ別に分けた作品集を見ることができる。