米BOX OFFICE MOJOは2月20日~2月22日の全米週末興業成績を発表した。

前週に続いて、平凡な女子大生と若きエリートCEOの数奇な恋愛を官能的に描いたベストセラー小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』がトップ。累計興行収入1億3,014万8,000ドルと公開1週間で1億ドルを超えるヒットを記録中だ。

(C)2015Universal Pictures

2位も“キックアス”シリーズの原作者や制作者が手掛けたスパイ・アクション映画の『Kingsman: The Secret Service(原題)』が2週連続順位をキープ。続く『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』も前週同様3位に留まった。

4位に初登場したのは『McFarland, USA(原題)』。ケビン・コスナーの主演のディズニー映画で、カリフォルニア州の小さな町にある無名校のクロスカントリー部を、ケビン・コスナー演じるコーチ経験もない教師が優勝候補へと導く実話に基づき描いたスポーツドラマだ。

5位『The DUFF(原題)』も初登場。コーディ・ケプリンガー原作の同名ヤングアダルト小説を映画化した作品で、美人の引き立て役である“DUFF”のレッテルを貼られた女子高生が学校内の序列に革命を起こす学園コメディ。

その他7位『Hot Tub Time Machine 2(原題)』も初登場。2010年公開の『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』の続編で、前作同様タイムマシンになっているバスタブで10年先の未来に来てしまった主人公たちが再びタイムマシンを使った悪事を企み、巻き起こす騒動を描いた作品。

その他は前週と変わらぬラインナップ。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は8位から9位に順位を下げたものの、公開13週目ながらトップ10圏内に留まり堅調なヒットを続けている。米国時間22日夜に行われた第87回アカデミー賞では脚色賞を獲得。再度注目度が高まりそうだ。

北米週末興行成績TOP 10(2月20日~2月22日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 1 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2,324万6,000ドル 1億3,014万8,000ドル 公開中 2
2 2 Kingsman: The Secret Service(原題) 1,752万5,000ドル 6,710万6,000ドル 未定 2
3 3 スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo! 1,550万ドル 1億2,517万2,000ドル 5月16日 3
4 McFarland, USA(原題) 1,131万5,000ドル 同左 未定 1
5 The DUFF(原題) 1,102万5,000ドル 同左 未定 1
6 4 アメリカン・スナイパー 965万ドル 3億1,960万7,000ドル 公開中 9
7 Hot Tub Time Machine 2(原題) 580万ドル 同左 未定 1
8 5 ジュピター 366万ドル 3,951万7,000ドル 3月28日 3
9 8 イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 256万5,000ドル 8,392万1,000ドル 3月13日 13
10 7 Paddington(原題) 228万9,000ドル 6,766万1,000ドル 未定 6