モデルで歌手の西内まりやが、22日にTBS系で放送されたドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜23:00~23:30)で、涙ながらに本音を語った。
モデル、歌手、女優と幅広い分野で活躍中の西内。番組では昨年末から密着取材をスタートし、雑誌の撮影やライブ、新曲発表イベントや撮影現場に同行した。また、故郷の福岡を訪れ、中学2年生まで打ち込んでいたバドミントン部の監督とも対面。多忙な日々の息抜きというショッピングや自らスタジオを借りて歌の練習に励む姿など、普段は見ることのできない西内の顔を映した。
2007年から2010年まではファッション誌『ニコラ』(新潮社)、2010年からは『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務め、2013年には『山田くんと7人の魔女』(フジテレビ系)で地上波連続ドラマ初主演。2014年8月に「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューすると、同年の第56回日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞し、第47回日本有線大賞新人賞を受賞した。現在、今年4月9日スタートのNHK時代劇ドラマ『かぶき者 慶次』(毎週木曜20:00~)の放送を控えている。
周囲から順風満帆と見られることが多いという西内。「まだまだ足りてないというのが自分でいちばん分かっているので、正直焦りもある」「タイミングとか勢いとかってすごく大事だと思っていて。その時にいかに乗っかって、自分が実力を出せるかだと思っているので、そこの不安です」「自分の自信がまだない。まだ、見つかっていないんですよね、自分色が」と胸の内を語った。
また別日では、レコード大賞の最優秀新人賞を受賞したことに触れ、「今年の実力と結果が(今後に)つながるし、みんなが注目して見てくれるチャンス」と捉えながらも、さまざまなジャンルの仕事が重なり1つのことに集中できない苦労も。「全部悔しい思いをしちゃうんですよ」と納得できない自分を自覚しつつ、「本当は苦しい。幸せだけど。今の時間の流れが」と告白し、「『楽しみにしてるから』という人の顔を見ると、ちゃんとやらきゃって思うし、中途半端な気持ちではやれない」「体形だって自分で維持できてないの分かっていて」と涙ながらに胸の内を明かした。
番組放送を前に、自身のツイッターで「私もリアルタイムで観ます。恥ずかしいよ。。今の私が詰まってるんだと思う」とつぶやいていた西内。放送後、ファンから感想が寄せられると「ありがとう」と答え、一夜明けて「おはようございます♪今日も1日ファイッ」と元気につづった。