日本マクドナルドホールディングスはこのほど、同社および日本マクドナルドの取締役会長を務めていた原田泳幸(えいこう)氏が2015年3月25日付で退任すると発表した。25日に開催予定の第44回定時株主総会での議案承認、並びにその後の取締役会を経て正式決定する。
原田氏は退任に当たり、「2004年の2月に就任し、8年間のビジネスの成長の後、新たな成長に向けて、後継者の育成及びサラ・カサノバ(氏)のサポートを行ってまいりました。11年にわたりお世話になった皆さまへ、心から感謝の思いをお伝えさせていただきます。私のマクドナルドでの歩みは常に変革・改革の連続でしたが、マクドナルドは"ピープル・ビジネス"、常に人材を礎としビジネス基盤を強固にしてきたことで成長してきたものと確信しております」。
「幾度のビジネスの危機も、『お客様第一』であり、目の前のお客様に誠心誠意対応させていただくことを肝に銘じてまいりました。『お客様第一』を徹底して追求していく事こそがお客様への価値向上につながり、企業を成長させる最も重要な事であると考えております。日本マクドナルドは真摯な気持ちでふたたびお客様の店舗体験の価値を高めることと私は確信しております」とコメントしている。