伊勢半はこのほど、「先輩女性のオフィスでの化粧崩れ」に関する調査結果を発表した。同調査は2014年12月16日~19日、オフィス勤務の会社員で女性の先輩がいる男女500名を対象に、インターネット上で実施した。
はじめに、「職場で先輩女性の化粧崩れに気付くことがあるか」を質問したところ、47.2%と半数近い後輩男女が「ある」と回答した。
「化粧崩れのどのようなポイントを見ているのか」を聞くと、「脂が浮いていてテカりが目立つ」が最も多く、45.6%を占めた。次いで、「ファンデーションがとれかけていて毛穴やシワが目立つ」(34.2%)、「アイラインがにじんでいてパンダ目になっている」(25.8%)、「マスカラがにじんでいてパンダ目になっている」(17.1%)があがっている。また、「メイク全体が落ちかけていてすっぴんのように見える」と回答した人も11.4%いることがわかった。
そこで、化粧が崩れていて、普段とは顔の印象が異なる、もしくは化粧をしていないように見えてしまう女性を"顔ナシ女"とした場合、そう感じるポイントについて調査を行った。その結果、1位には「アイメイク全体がにじんでいる・落ちている」(58.4%)がランクイン。2位以下には、「ファンデーションがよれている・落ちている」(57.8%)、「アイブロウ(眉毛メイク)がにじんでいる・落ちている」(57.6%)が続いた。
アイメイクについては、「マスカラがにじんでいる・落ちている」(54.6%)、「アイラインがにじんでいる・落ちている」(53.6%)などにも多くの回答が集まっている。
このような"顔ナシ女"の状態については、後輩男女の45.4%が「イメージダウンになる」と回答。具体的には、「疲れていそうだと感じる」(79.8%)、「余裕がなさそうだと感じる」(68.0%)、「仕事はできても女性としては残念だと感じる」(43.2%)など、マイナスイメージを持たれてしまうことが判明した。また、約5人に1人は「尊敬できなくなる」(19.0%)とまで回答している。
さらに自由回答では、「仕事で真剣な話をしていても、顔が気になって話が入ってこない」(29歳・男性)、「きれいな顔を見るとやる気が出るが、それが崩れていくとこちらの気持ちまで崩れそうになる」(29歳・男性)といった後輩男性からの意見も見られた。
最後に、後輩女性に対して「先輩女性の"顔ナシ女"状態を見て、自分の化粧崩れが気になることはあるか」と聞くと、70.4%が「ある」と回答。自分たちがシビアにチェックしている分、人からの視線も気になってしまう心境がうかがえた。