スパークス・アセット・マネジメントは19日、「日本経済と株式投資に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、若い世代ほど「株式投資は魅力的だ」と考えていることがわかった。

同調査は、2015年1月23~27日の期間にインターネット上で行われ、20~79歳の個人1,000人から有効回答を得た。

現在、投資しているものは、「日本株式」が16.6%で最も多く、以下、「投資信託(「REIT」以外)」が9.1%、「金(ゴールド)・プラチナ」が4.3%と続いた。このうち、「日本株式」に投資している人の割合は世代が上がるにつれて高くなっていた。

株式投資に対する気持ち・考えを尋ねると、「株式投資は魅力的だ」と答えた人は32.8%。年代別に見ると、若い世代ほど割合は高く、20代では45.5%に上り、60代・70代では27.3%にとどまった。さらに性年代別に見ると、20代では男女ともに4割台(男性47.0%、女性44.1%)だったが、30代以上では女性の割合は男性より10ポイント以上低かった。

株式投資に対する気持ち・考え

長期投資したいと思う企業は、「トヨタ自動車」が圧倒的に多く115人。次いで、「イオン」が33人、「ソフトバンク」が17人、「オリエンタルランド」と「ソニー」が同数の13人となった。

これからの10年、日本経済を牽引すると思う産業は、「ロボット」が48.7%でトップ。以下、「通信・IT」が45.2%、「再生可能エネルギー」が40.4%と続いた。