文部科学省は16日、2015年3月に卒業予定の高校生の就職内定状況調査(2014年12月時点)の結果を発表した。
男子高校生の内定率は9割突破
文部科学省によると、2014年12月末における高校生の就職内定率は88.8%。昨年同期から3.5ポイント上昇し、バブル景気時並みの値まで上昇した。
男女別に見ると、男子の内定率は90.7%、女子は85.9%。男子は2.7ポイント増、女子は4.4ポイント増となった。
学科別に見ると、内定率が最も高いのは「工業」(96.0%)、続いて「看護」(92.5%)、「福祉」(92.1%)、「水産」(92.0%) が上位にランクインした。一方、「普通」は81.7%であった。
都道府県別では「富山県」「石川県」「岩手県」「秋田県」「福島県」がいずれも95%を越えて上位に。内定率の低い県は「沖縄」「大阪」「神奈川」「北海道」「東京」。内定率の低い県も「沖縄」以外は8割にのぼったが、「沖縄」は6割にとどまった。
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