WOWOWの連続ドラマW『天使のナイフ』の制作発表記者会見が18日、都内で行われ、キャストの小出恵介、倉科カナ、藤本泉、千葉雄大、ラサール石井、原作者の薬丸岳が出席した。

連続ドラマW『天使のナイフ』の制作発表記者会見に出席した千葉雄大、藤本泉、小出恵介、倉科カナ(左から)

薬丸岳の同名小説(講談社文庫刊)を実写化した本作は、少年法に守られた殺人犯と被害者の遺族、両者の視点から描く社会派ドラマ。13歳の少年たちに妻を殺されたカフェの店長・桧山(小出恵介)は、事件から4年後、少年たちの更生結果と現状を調べ始める。しかし、その直後から少年たちの命が次々と狙われていく――というストーリーで、ドラマは、22日22時から毎週日曜放送(全5回)。

シリアスな難しい役どころに挑んだ主演の小出は、「非常に重い内容なので、覚悟してやらせてもらいました」と撮影を振り返り、「真っ直ぐでデリケートな話を真正面から捉えてる作品」と胸を張ってアピール。また、自身の過去の後悔について、女性とあまり交流できなかった青春時代を明かした小出。本作では、女優陣の倉科と藤本が、中学生も演じているが、小出は、「ブルマだと思ってすごい期待してたのに……。年代としては絶対ブルマなのに!」と悔しがって笑いを誘った。

一方、本作の内容にちなみ、反省したいことを聞かれた千葉が、「自習ノートに恋愛漫画を描いて提出してた。先生はどういう気持ちだったんだろうと思うと恥ずかしい」と“黒歴史”を披露すると、本作で保育士を演じた倉科は、「幼稚園の時にお昼寝が嫌いで、金網をよじ登って家に帰ってた。何て事をしてたんだと反省してます」と苦笑い。また、イベントでは、2日後に31歳の誕生日を迎える小出に、サプライズのバースデーケーキをプレゼントする一幕も。巨大スプーンいっぱいにケーキをすくった倉科は、小出の口に無理やり押し込み、いたずらっぽい笑みを浮かべていた。

そんな倉科は、俳優・竹野内豊との交際が一部で報道されたが、退場時に報道陣から交際質問が飛ぶも、笑顔のまま無言で会場を後にした。