ユニクロは18日、東京都心および地方都市を中心とする全国31店舗で、外国人観光客向けの消費税免税サービスを開始した。同社が本格的に免税サービスを導入するのは、今回が初めて。

2014年10月1日に外国人観光客向けの消費税免税制度が改正されたことを受け、ユニクロ店舗を訪れる利用者からも免税サービスを求める声が高まったことから、今回の新規導入を決定。従来は羽田空港国際線の免税エリアや中部国際空港の空港内など、限定店舗のみで展開していたが、同年12月1日に都心の「ユニクロ 銀座店」および「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」で試験的に免税サービスを導入したところ、好評だったため、外国人観光客が多い31店舗に拡大した。

免税サービスを導入予定の店舗一覧

新規導入店舗は、アキバトリム店(東京都千代田区)、名古屋栄店(愛知県名古屋市)、UNIQLO OSAKA店(大阪府大阪市)などで、免税専用カウンターの設置、通訳スタッフの拡充などに注力したという。なお、免税サービスを利用する際は、パスポートと購入商品のレシートが必要となる。

同社は、今後も免税サービス導入店舗を拡大していく予定としている。