女性が働きやすいと思う国、1位はスウェーデン

ハイキャリア女性向け転職サイトを運営するLiBとオンライン英会話サービスを提供するレアジョブは、キャリアアップを望む女性約600名を対象に、「グローバルな人生」に関する意識調査を実施した。調査期間は2014年1月8日～12日。

おかしいと思う日本のビジネス習慣「決定が遅い」

女性が働きやすいと思う国はどこだと思うか尋ねたところ、最も多い回答は「スウェーデン」だった。2位には女性管理職比率が最も高い(※)アメリカ合衆国、3位はノルウェー、4位はフランスとなっている。上位は北欧を中心にヨーロッパ諸国が占める結果となった。

おかしいと思う日本独特のビジネス習慣について聞くと、35%が「決定が遅い」と回答した。具体的には「ビジネスチャンスが向こうから転がってきたのに意思決定プロセスが長すぎ、チャンスを逃したこと」などのエピソードが寄せられた。2位には「年功序列・終身雇用制度」「必要以上に謝る」が同率19%でランクインしている。

結婚するとしたら、日本人男性と外国人男性どちらを選ぶか尋ねると、7割以上が「日本人男性」と回答した。その理由として「食の好みが違う」「生活習慣が近い」「言葉が通じない」などが挙げられた。一方、外国人男性を選んだ人は「仕事に対して理解がある」「視野が広がる」など、新しい世界を開くことに前向きな答えが多かった。

※　総務省統計局「労働力調査」、その他(独)労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2013」参照