名古屋港水族館(愛知県名古屋市)では現在、ペンギンたちが換羽(かんう)を行っている。
ペンギンは1年に1回、全身の羽が新しく生え変わる「換羽」を行う。現在、同館のペンギンたちは、換羽の最盛期を迎えている。
ペンギン水槽内では、きれいに生えかわったものもいれば、体のあちこちに前の羽を残したペンギンたちもいる。中には、何者かに襲われたように、毛がむしりとられたように見えるものや……。
首回りの毛だけが残り、毛皮を巻いたように見えるペンギンもいる。
また、足の近くに昔の羽毛が残り、まるで飾りをつけたように見えるものや、頭の上に羽が残って、モヒカン刈りのように見えるペンギンもいる。
なお、同館によると「換羽期間は2週間程度なので、2月後半になってくるとなかなか観察できなくなってくると思います」とのこと。